牛放牧、獣害防止モー大丈夫かも 福井農林高で調査開始[福井県]

福井市の福井農林高は13日、同市坂下町にある学校農場に牛2頭を放牧し、獣害防止の効果を調べる取り組みを始めた。生物生産科農業コースの2、3年生計39人が10月下旬まで定期的に観察する。

 妊娠した牛が伸び伸びと過ごせるようにと、新たな放牧地を探していた池田町畜産組合の農家赤坂良晃さん(57)から牛を借りた。同校の農場では、果樹や野菜を育てているが、クマやイノシシが出没している。牛を放すことで、これらの動物が近寄ってこない効果があるかを探る。

 牛は「よしこ」と「まつゆかり」という名前で、ともに約500キロの重さ。この日は集まった3年生10人が、JA池田の職員らに教わりながら、柵で囲った約1ヘクタールの放牧地を縄を引いて歩いた。田中元樹君は「予想以上に大きく、力も強かった」と笑顔で話した。

 同校で大型家畜を扱うのは初めてで、牛が好む草の種類や、農村の景観がどう変化するかも調べる。結果は校内で発表する。

 赤坂さんは「妊娠中の牛は新鮮な草を食べ、足腰を鍛えることがとてもいい。牛に興味を持ってもらうきっかけになれば」と話していた。来年2月ごろ出産するという。

転載元:http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/51234.html

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