<北海道>ヒグマ出没注意 餌のドングリ不作 道北・道東で

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北海道は7日、ヒグマが好んで食べるミズナラなどの実(ドングリ)が今秋、道北や道東で不作や凶作となり、同様に好物のヤマブドウ、サルナシの実の付き方も悪いと発表した。冬眠を控えたヒグマが餌を求めて農地や市街地に出没する可能性が高く、道が注意を呼びかけている。
各総合振興局・振興局や市町村などが9月に調査を実施し、結果を道がまとめた。

道生物多様性保全課によると、ドングリは胆振や留萌のほか宗谷、オホーツク、十勝、釧路、根室で不作または凶作だった。ヤマブドウとサルナシも道北、道東で不作や凶作の地域が多かった。

今月6日には、道東の厚岸町にある山林で、土地境界線を調査中の森林組合の男性がヒグマに遭遇し右腕などをかまれた。人身被害は昨年2月以来。

被害は例年、冬眠前後の春と秋に多発。1989年度から昨年度までの死傷者は計34人に上り、月別の内訳は、4月と10月がそれぞれ7人で最多だった。

紅葉の深まりとともに、キノコ採りやハイキングの行楽客が野山に入る機会が増える。このため道は、今月いっぱいを「秋のヒグマ注意特別期間」に設定し、「一人で入山せず、音を出して歩くように」と呼びかけ、周辺住民には生ゴミを放置せず、農作業中も警戒するよう注意を促している。

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