鳥獣被害総額4000万円減 15年度、前年度比(三重県)

 県は七日の県議会環境生活農林水産常任委員会で、野生鳥獣による農林水産業への被害総額が二〇一五年度は五億千七百万円になり、前年度から約四千万円減ったと報告した。四年連続の減少で、県は捕獲頭数の増加や進入防止策の整備などが奏功したとしている。

 被害総額は、あらかじめ設定した「五億三千三百万円以下」との目標を達成。農業と林業、水産業のいずれも前年度を下回った。

 被害が多いイノシシとニホンジカ、ニホンザルの捕獲頭数は、前年度を約五千三百頭上回る計三万八千六百頭だった。狩猟とは別に、市町が認可した「有害鳥獣捕獲許可」による捕獲数は二万三千八百頭と前年度から約六千三百頭増えた。

 水産業に被害をもたらすカワウの捕獲数は前年度並みの六百三十六羽だった。

 獣害対策課は「集落の代表者への調査では、住民が獣害が減ったと感じられるまでには至っていない」として、今後も捕獲や柵の整備を進める。

 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20161008/CK2016100802000016.html

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