クマ捕獲370頭、過去3番目 食物豊富、個体数増加か(秋田県)

秋田県内のクマの捕獲数が本年度、過去10年の最多をすでに上回る370頭に上ることが、県のまとめで分かった。統計のある1963年度以降でみても3番目の多さ。人身被害が多い10月を迎え、県は「キノコ採りなどの際は十分注意を」と呼び掛けている。
県自然保護課によると、370頭は全て射殺で、9月15日時点での集計。個体数を調整するため春先に計画的に行う捕獲が19頭で、残る351頭は住宅地や農地の近くに出没した場合に市町村からの申請を基に県が許可する「有害駆除」だった。

63年度以降、年間の捕獲数が400頭を超えたのは86年度(415頭)と2001年度(420頭)の2度しかなく、本年度はこれらに迫る。7月に70頭、8月に184頭、9月前半に50頭と夏場にピークを迎えたが、例年、10月前後まで捕獲例があるという。捕獲場所を県内8カ所の県地域振興局別にみると、北秋田が104頭と突出して多く、仙北64頭、鹿角51頭、雄勝41頭と続く。

同課によると、クマの食物となるブナなどの実が豊富だと、翌年に捕獲数が増える傾向がある。昨年は栄養環境に恵まれ、子グマが多く生き延び、個体数が増えたことなどが理由として考えられるという。

http://www.sakigake.jp/news/article/20161005AK0006/

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