JR大宮駅大量ムクドリ大合唱に近隣店舗は悲鳴(埼玉県)

JR大宮駅(さいたま市大宮区)西口に毎夕集まる大量のムクドリが「ギュルギュル」「キーキー」と騒がしい鳴き声を発し、近隣店舗の従業員らを困惑させている。

「朝まで鳴いていますよ」。駅前の飲食店で働く男性はうんざりした表情で話した。9月30日午後6時、ムクドリはあっという間に西口にある木を埋め尽くし、大合唱を始めた。夏には、近くのビルの屋上広告付近に集まっていたという。

同市によると、大宮駅前以外にも市民から「街路樹にムクドリが集まり、騒がしい鳴き声やフンで困っている」などといった苦情が寄せられている。市はムクドリが嫌う音を流すなどして駆除に努めているが、日がたつと舞い戻ってきてしまうという。

 鳥類の保護活動を行う一般社団法人「バードライフ・インターナショナル東京」の澤祐介さんによると、ムクドリは春ごろから繁殖し、ヒナが巣立ちする夏以降、集団で「ねぐら」を作る習性があるという。元々は河川敷などに生息していたが、自然環境の減少に伴って繁華街に集まるようになったとみられる。

 同市は来年度予算で、ムクドリ対策のため浜松市がJR浜松駅で使用して成功したという、より高性能な音声駆除機を導入したいとしている。

毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20161003/k00/00e/040/129000c