学校給食にジビエ料理 イノシシ竜田揚げ、有効利用へ試行 (長崎県)

対馬市は27日、島内で有害鳥獣として捕獲されたイノシシ肉の竜田揚げを、市内3小中学校の給食メニューとして初めて提供した。農作物を荒らす有害鳥獣の肉を有効利用しようと試験的に取り組んだ。県教委は、捕獲鳥獣の肉を使ったジビエ料理を学校給食で出す取り組みは、県内では珍しいとしている。

市によると、島内で昨年度に捕獲されたイノシシは約5千頭を数え、有害鳥獣による被害額は約800万円に上る。

市は捕獲したイノシシの一部を市営「対馬猪(いの)鹿加工処理施設」で解体して食肉に加工し、第三セクター「観光情報館ふれあい処(どころ)つしま」で販売しているが、消費が限られているのが実情だ。

この日、同市厳原町の大調小、金田小、佐須中で計121食を振る舞った。初めてイノシシ肉を口にしたという佐須中1年の女子生徒(13)は「おいしい。臭みがなくて食べやすい」とにっこり。調理を担当した栄養職員小田幸子さん(58)は、ショウガに漬け込むことで臭みを消したという。「生徒たちに評判が良くて安心した」と話していた。

西日本新聞

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/277828

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