クマの出没、今年度1000件超す(宮城県)

県内で、クマの出没件数が昨年度よりも増えている。今年のクマの出没件数は1千件を超え、昨年度の約2倍。7~9月期に限ると3倍近くに上る。エサとなる木の実が少ないことが主な原因だが、クマ自体の数が増えたことも拍車をかけているという。

21日早朝、加美町宮崎の里山。住民がイノシシのワナにかかったクマをみつけた。町役場によると、現場はササや雑木が生い茂る山の中腹で、民家からの距離は100メートルほど。イノシシによる農作物の被害が多いためワナを仕掛けていた。

県自然保護課によると、エサとなるブナの実りが関係している。ブナは、実を育てるエネルギーをたくさん使うため、豊作の翌年は不作になるという。昨年は豊作だったため、今年は不作。クマが食べ物を求めて人里に下りてくる件数が増えているとみる。

朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASJ9P42R6J9PUNHB008.html