射撃なら選手で出場できる!? 射撃監督にネットの噂を質問

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2020年、東京五輪が開催される。ボランティアなど関わりかたはいろいろあるが、選手として出場したいという人もいるのではないだろうか。インターネット上では、4年後、どの競技であれば高確率で選手になれるかなどが話題になっており、中でも「射撃」が注目を集めている。実際に射撃であれば選手になれる可能性があるのか-。バルセロナ五輪で銅メダルを獲得し、現在は自衛隊体育学校の射撃班で監督を務める木場良平さんに“度合い”を聞いてみた。(産経デジタル 堀川亮子)

日本ではマイナー競技な射撃だが、ヨーロッパなどではメジャーなスポーツだ。木場さんは「日本全体が銃社会ではない。日本は他国に比べて銃刀法が厳しい。銃に関してはライセンスを必要とするし、普及しづらい部分もある。銃を所持して練習してオリンピックに行こうだとか、オリンピックに(競技として)あるか分からない人も多いと思う」と、日本国内での競技としての射撃について高い壁があると話す。

その上で、4年後の東京五輪で選手として今から挑戦できる競技に射撃が挙がっていることには笑顔で「そう思います」ときっぱり。「たとえば陸上の100メートルで2020年のオリンピックに出ようと言ったって、狙える人間は本当に限られた人だと思う。射撃は、まだ日本のみなさん『やったこともない』『どういうものなの』という人ばかりだと思うので、もし撃ってみたら今でもすぐに通用するっていう人はいるかもしれない」

さらに「あと4年ある、5年あるっていったら十分間に合う選手は出てくると思う。それぐらい埋もれていると思います」と話すと、実際に撃つ技術を見て、判定する場がないことを「残念」と嘆いた。そして4年後の東京五輪について「今の選手たちや、今やっている若い子たちだけでやろうというのではなく、ポッと出てくる選手も出てくると思いますね」と期待した。

 一方で「世界もやっぱり強くなっている」と現状を分析。自国開催でも予選なしで出場できる枠は限られているのではないかと推測し、「日本でその(出場)種目のトップにいるのであれば、海外で枠を取ってこなくても(自国開催枠を)使えばいいという話になりますが、それ以外の方法で出場するとすれば、海外で枠を取ってこないとダメ。そんな簡単ではないです」と厳しい現実も明かした。

世界の射撃選手を見ると50代はあたりまえだ。木場さん曰く「経験を積めば積むほど体力が落ちても、技術があれば、ある程度オリンピックでも活躍できる」という競技。始めれば息の長い選手になれる可能性だってある。興味のある人は挑戦してみてはどうだろうか。

産経ニュース

http://www.sankei.com/sports/news/160922/spo1609220002-n1.html

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