害獣キョン対策、皮革を特産に いすみ市捕獲推進(千葉県)

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農作物を荒らす小型のシカ・キョン対策のために、いすみ市がキョンの皮革の活用を進めている。キョンに関心を持ってもらい、捕獲数を増やすのが狙い。地域おこし協力隊員がキョンの皮を、業者に頼んでなめしてもらっている。

キョンは中国南部や台湾が原産の小型のシカで、中型犬ほどの大きさ。特定外来生物に指定されている。勝浦市の私立観光施設(2001年に閉園)から逃げ出したものが、いすみ市など県南部を中心に繁殖している。15年3月末の県の推定数は県内で4万717頭。うちいすみ市が一番多く、1万4675頭。

キョンによる農業被害額は県によると県全体で15年度で94万4千円。イノシシの約2億1千万円などと比べるとはるかに少ない。しかし、いすみ市農林課の池田則幸さん(42)は「キョンによる被害はわかりにくく、他の動物によるものとして報告されている可能性も高い。そもそも、家庭菜園の被害などは計上されていない」といい、被害は数字よりはるかに深刻で、市内各所から対策を求める声が出ていると話す。

朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASJ9J4SHMJ9JUDCB00F.html