都会女子、ジビエただで食べ感激(福井県)

ジビエが好きなので、害獣について考えてみた。

■農林業界に女性の進出が相次ぐ 林業女子会発足、銃猟免許取得も(2016年9月9日、福井新聞ONLINE)

福井県では、山でイノシシ肉を食べたり、熊肉をおすそ分けでもらったり、人生で最もジビエを身近に感じる日々を過ごしました。

福井に限らず山間の地域では、イノシシや熊、鹿といった動物は害獣として駆除されるもので、近所の人が獲ってきてただでもらうもの!そしておいしくない!地元の人にとってはそんなイメージが強いみたい。

でも、都会でジビエを食べようと思ったら、専門店かきちんとしたフランス料理店に行かなきゃ食べられないし、私にとっては、ただでイノシシやクマが食べられちゃうなんて、うらやましいことこの上ない。

ジビエをおいしく食べるためには、いかにして動物を獲るかってとこが一番大事なんだって。
いくつか方法はあるみたいだけど、できるだけ苦しまないようにしてあげれば肉が固くなったりしづらいみたい。
そうやって正しく獲って、素早く正しく解体してあげたお肉はすごくおいしい。

最近思うことは、

ジビエはお金出してでも食べたいくらいおいしいものっていう認知度が高まる

捕獲報奨金はもらえるし、最近人気だし、ジビエってめっちゃ儲かるんじゃね?って思う人が増える

気軽にジビエを食べられるお店が増える

鹿やイノシシなどを処理できる施設が増える

肉の消費がさらに増える

ってサイクルができないかなってこと。
供給が需要を作り出す、そんな未来があるといいなとふと思ったりしてます。
もちろん途中途中で色々な弊害はあって、賛成できない立場の人もたくさんいると思うんだけど、せっかく獲るなら命をきちんといただきたいかな。

そんなことを考え始めたら、気づいたら獣害対策の活動や情報交換会、ディスカッションなどにも参加することが増えて、その周辺にある様々な問題について考える機会を得ることができました。

そうそう、ゆずや柿は、猿などの害獣の餌になるからあんまりないほうがいいんだって。
だから、お家にゆずや柿がなっている人は、自分で食べたり、おすそ分けしたり、お菓子や料理に使ってみたり…
そんなことでも、獣害対策に貢献できることはあるんだって。
そして、猿、イノシシ、ハクビシン、アライグマ、鹿などなど、獣たちは私たちのすぐ近くまでやってきていることも知りました。

獣たちがいくら害があると言っても、殺すならその命を最大限ありがたくいただきたい。

そのためには、もっともっと処理施設が増えたらいいと思う。
福井県若狭町には捕獲講習や解体講習を行っている処理場「若狭ジビエ工房」ってところがあったり、最近は福井県の各地で、イノシシや鹿、クマなどの命に触れるイベントが頻繁に開催されていたり、徐々にいろいろな取り組みが進んでいるようには感じるんだけど。

そういったイベントでは山に入ったり、目の前で動物が解体されるシーンを見たりできることもあるみたい。
グロいとか思っちゃうかもしれないけど、特に小さい子には、ジビエに限らず、いつも当たり前のように食べているお肉は、大切な命を頂いてるんだってことを知ってもらうのはとっても大事だと思います。
そして、こういうイベントって子供の食いつき半端ないよね。
子供の方が興味津々で、もの怖じせずに解体シーンに見入ってたり。
そんな感じで、子供たちに興味を持ってもらって、親世代も巻き込む。
そこから、いろんな世代の人に鳥獣害被害や対策について知ってもらうきっかけになればいいなって思います。

そして、獣害対策に関わる人やそれを調理する人など、いろいろな方の話を聞いて一番印象に残ったのが、「人とのつながりだけでなく、人と獣のつながりが豊かな社会づくりに繋がる」という言葉。
本当の獣と人との共存は、知識もなく獣に優しくして、獣と人間の垣根を取っ払うことではなく、お互いがいるべき場所にいること。
人間はできるだけ獣の居場所をなくしてはいけないし、それによって、獣はいるべき場所に居られる。
そうすることで、人間の利益も、獣の命も守ることができるんだと思います。

そして、ゆるパブの大事なキーワードも「つながる」!
これからは、「人と人」だけでなく、「人と獣」とか、生き物全般にも目を向けていけたらなって思います。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

福井新聞

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/105008.html

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