農作物被害6,300万円 イノシシ2割増[鳥取県]

鳥取県は2013年度の県内の鳥獣被害の状況をまとめた。鳥獣による農作物被害額は6296万円。イノシシによる被害額が前年比21%増の5275万円を占める一方、シカによる被害額は昨年度の10分の1の163万円だった。

 イノシシ被害は県内全域で確認され、侵入防止柵を設置した田畑では被害が少なかったが、有害捕獲頭数も前年比33%増の4705頭と猛威を振るっている。

 シカについては、植林が控えられ苗木の食害が少なかったことで被害額は抑えられたが、捕獲頭数は前年比50%増の3587頭。県東部では若桜、智頭両町で被害が大きかったのが、八頭町などにも広がっている。

 一方、県東部での捕獲が多かったアライグマが、昨年初めて県中部の琴浦町で捕獲された。数年前には県西部の南部町でも捕獲されており、生息域が県内全域に拡大している可能性がある。

 前年比181%増の45頭が捕獲され、1~3月には岩美町と鳥取市福部町で14頭を集中捕獲した。県鳥獣対策センターは「アライグマは人畜共通の病気を持っており危険。生息域が広がることで、果樹への被害も懸念される」と注意を促している。

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