草はむ「馬」「鹿」 賢さ増すシカ、駆除苦労(北海道)

秋の気配が漂う北海道東部の標茶町の牧草地で、放牧馬と野生のエゾシカの群れがのんびり草をはんでいた。馬産地の北海道とはいえ、「馬」と「鹿」が一緒にいるところはなかなか見られない光景だ。

昨年度のエゾシカの推定生息数は47万頭で農林業被害は40億円を超す。酪農や畜産が盛んな道東地方では牧草被害が深刻だが、年々警戒心が強まり、猟銃による駆除ができる夜明け前には姿を消す「スマートディア」(賢いシカ)が増えてきた。世界自然遺産・知床でもエゾシカに樹皮を食べられる被害が深刻で、同じ捕獲手法では見破られるため、複数の手法を組み合わせている。

道内では一部地域を除き、10月1日にエゾシカの狩猟が解禁される。

朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASJ9D44RJJ9DIIPE00K.html