ジビエ料理でまちおこし(愛媛県)

農業被害を減らすために駆除したシカやイノシシの肉を使う「ジビエ料理」の普及をめざす研修会が松山市で開かれました。

松山市総合コミュニティセンターで開かれた研修会には四国各地の飲食店や宿泊施設の関係者などおよそ80人が参加しました。

はじめに、狩猟者などでつくる団体「四国ジビエ連携」の奥山忠政さんが「兵庫県篠山市ではイノシシの肉を入れたぼたん鍋の専門店が多く年間100万人ほどの観光客が訪れている」と話し、ジビエ料理によるまちおこしの事例を報告しました。

このあと、徳島県那賀町の旅館で料理長を務める中田雅之さんが講演し

「シカは塩水につけると独特のにおいがとれ、2時間下ゆですると柔らかくなる」

と調理法を説明したほか、シカの肉を使ったステーキなどのレシピを紹介していました。

愛媛県によりますと昨年度、野生動物による農業被害額はおよそ3億8000万円で

このうち、県内で捕獲されたシカは3800頭あまりに上りますがほとんどは消費されていないということです。

石鎚山で旅館や国民宿舎を経営する西条市の男性は「調理のこつがよく分かりました。イノシシ肉を使った料理で山間部のまちおこしを実現したいと思います」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005459301.html?t=1403882413000