イノシシ襲撃防止へパトロール 神戸市、人海戦術で[兵庫県]

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 神戸市の市街地で住民がイノシシに襲われる被害が続発していることを受け、同市は26日、新たな対策に乗り出すことを決めた。“人海戦術”で住民の安全を守るため、被害が集中している東灘、中央両区で警備員によるパトロールを27日から実施。さらに、山中にカメラを設置してイノシシの行動を分析し、市街地に近づけない手段を編み出す。

 同市が4月以降に確認した被害は20件で、昨年同期の10倍。兵庫県警などによると、これまでの負傷者は26人に上っている。

 事態を深刻に受け止めた同市は、パトロールの強化を決定。まずは東灘、中央両区に警備員を2人一組で配置し、夜間を中心に徒歩で警戒する。市職員も随時同行し、必要に応じて班を増やす。

 市によると、イノシシが山から下りてこないようにする方法は確立されていない。そこで、両区の山中にセンサーカメラを各10~20台設置し、出没しやすい場所や時間帯、頭数を把握。動物の生態に詳しい業者の協力を得て、イノシシが嫌がる臭いや音、道具などあらゆる手段を試す。

 また、市はイノシシに対する「餌付け」を条例で禁じているが、悪質な違反を確認した場合に名前などを公表できるよう「条例改正も検討する」としている。

転載元:http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007090068.shtml