鳥獣被害防止、ハンター養成学校 地域背負う若手育成[長野県]

若い狩猟者を育てようと、県は今年度、ハンター養成学校を開設する。わな猟や銃猟について初歩から狩猟免許取得まで実技講習を中心に行い、里山周辺で農林業を野生鳥獣被害から守るために活躍している人材を養成するのが狙いだ。県鳥獣対策・ジビエ振興室は「狩猟に関心を持つ人たちが減り、狩猟者の高齢化が進んで、野生鳥獣の捕獲、個体数管理ができなくなる事態を何としても回避したい。地域を背負ってくれる人材を育てたい」と話す。

 ハンター養成学校は、狩猟に触れる機会がなかった若い世代に狩猟の魅力や重要性を伝え、狩猟者確保に結び付ける「ハンターデビュー支援事業」として、今年度新たに事業化。受講者には捕獲の知識や技術に加えて、行政が進めている野生鳥獣対策、ジビエ(野生鳥獣肉)の利活用などについて幅広い知識を習得し、将来の地域リーダーとしての役割を担ってもらう。

 受講者として想定しているのは20歳からおおむね50歳以下。実技セミナーは地方事務所単位で開くため、1地方事務所当たり5人程度を募集する。セミナーは7月から3月にかけて5回を開催。会社員が受講しやすくするため、土日や祝日の開催を予定している。また、受講者はこれ以外に、通常開いている狩猟免許試験初心者講習会や銃所持許可取得セミナーなどを受けて、狩猟に関する法令などの知識も習得し、今年度の狩猟免許試験を受験する。

 受講費用は無料だが、試験の受験料や狩猟者登録にかかる費用、猟銃所持にかかる費用などは受講者の自己負担となる。目安はわな猟が2万円程度、銃猟が8万円程度。このほか、猟銃やガンロッカーなどの費用が別途見込まれる。

転載元:http://sankei.jp.msn.com/region/news/140625/ngn14062502110001-n1.htm

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